トピックス 1月号


「エムケーシー経営者だより」
リスクマネジメントシリーズ(198)

(1)第3次産業革命の時代
 第1次産業革命は、蒸気機関を原動力とする19世紀の革命でした。第2次産業革命は電気を中心とする革命で、20世紀は終了しようとしています。第3次革命は、20世紀末から21世紀にかけての情報通信、バイオテクノロジー、マイクロエレクトロニクスを駆使した、先端技術の時代です。
 レスター・サロー氏の著書「富のビラミッド」によると、21世紀の資本主義の展望の中で、現代は新しい技術が生む劇的変化をもたらしている、と指摘しています。その典型はマイクロソフト社のビルゲイツです。従未は土地、金、石油を持った者が世界の大富豪とされていました。しかし現代は頭脳産業の時代で、コンピュータのオペレーティングシステムを上手に組み合せる事で、マイクロソフト社の開発したシステムが世界を制覇しています。サロー氏が言うように、今や知識主導型の経済が天然資源主導の経済に取って代りつつあると言えます。

(2)小さい企業が、発展する可能性が生じています。
 コンピュータと半導体産業は世界の主要産業になりましたが、その発展により、インターネットと情報通信が世界に拡がって、その影響はあらゆる業種にわたり、小売業だけでなく、製造業、農業部門までに及んでいます。今までは大企業でなければ改善出来ないと、されていたものが小企業で少人数の企業の発想の転換により、小企業が大企業に急成長出来る可能性が生じて来ています。日本ではソフトバンクや店頭上場している会社で、1株が10万円以上の値段を付けている会社はこのケースに当てはまります。

(3)これからの企業は、情報公開をして行かなければ、発展の余地は有りません。
 日本は、今までは情報公開はしなくとも、会社の発展は人間関係や組織の中に入る事により信用され、維持されて来ました。現代はインターネットにより情報は世界に開かれています。そのため、自社のホームページで情報公開すればするほど、新しいビジネスのチャンスが作られています。それだけに、会社の中で数人の人の創造性がインターネットで公開されれば成功するチャンスも有り、急成長する礎ともなると確信しています。もうすでに、その激動が始っています。