トピックス 2004年 10月号


「エムケーシー経営者だより」
リスクマネジメントシリーズ(255)

(T)社会保険制度のしくみ
 年金制度改革で、将来の社会保険制度がどのようになるか? 人口の少子化のため明確化した制度が確立化していません。今月は、一体社会保険制度のしくみを、理解されていない企業の経営者の方々に、保険制度のしくみを下記に説明致します。
  4つの社会保険制度の内容を簡単にみておきましょう。
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労働者災害補償保険(労災保険)
労働者が仕事中や通勤途中に発生した事故などによって負傷したり、病気にかかったりした場合に治療費などの必要な給付を受けることができます。また、障害などの後遺症が残った場合や死亡した場合などについても保険給付があります。
A
雇用保険
労働者(被保険者)が失業した場合や本人の加齢(年をとること)、家族の育児・介護などのために勤め続けることが困難になった場合に保険給付が行われます。また、再就職を支援するための給付も行います。
B
健康保険
被保険者とその家族が病気やけがをしたとき(仕事中と通勤途中を除く)に必要な給付を行います。出産した場合や死亡した場合にも一定の給付を行います。
C
厚生年金保険
被保険者が高齢になり働けなくなったとき、体に障害が残ったとき、死亡したとき(遺族の所得保障)などに給付を行います。




(U)社会保険制度が一元化に加速
 上記、公的保険の労働保険と社会保険が、従来は労働省と社会保険庁と別々になっておりました。それが、厚生労働省に一本化されたため、この二元化されてきた保険制度が一本化され、別々に納付した保険料も、一元化されるような気配です。