トピックス 11月号


「エムケーシー経営者だより」
リスクマネジメントシリーズ(184)
2000年バグ(プログラムの欠陥)の問題

 コンピューターの2000年バグの問題がクローズアップしてきています。1999年から2000年に変わるとき、コンピューターの中に内蔵された時計は、年号を99と表記しています。翌年00年になると内部の制御装置が1999年12月31日の零時をまわった瞬間、誤作動を起こし始めます。このことを「2000年バグ」と言います。そのため、先日もトヨタ自動車関連13社が2000年問題でコンピューターの手直しのため、7億円を投資して対処すると日経新聞に記載されていました。それほどまでに、2000年バグの問題は下記の通り重大な影響を私達の日常生活にもたらすものと予想されます。
  1.  ノストラダムスの「大予言」の中で、「1999年の年7の月、空から恐怖の大王がふってくる」という詩がありますが、このことが丁度、宇宙に打ち上げられた衛生のコンピューターの2000年バグの手直しの最中に誤作動の結果、天から衛生が落下してくる可能性が生じる、というような事件になることを指しているかも知れません。逆に手直し漏れの結果、2000年に入った瞬間に事件が発生する可能性もあります。
     航空機の装置、ミサイルの制御装置や信号機、年金の支払計算、電話料の計算まで狂ってしまい、コンピューターが日常生活に密着していますので、この影響の甚大さは、計り知れません。
  2. 世界中のコンピューターの2000年バグ修正のための費用は、6千億ドルともいわれています。
     この6千億ドルを日本円1ドル130円で換算しますと、78兆円になります。
     古いコンピューターを使用していればいるほど、この「バグ」について、全然対処されていません。コンピューターウイルスよりも致命的なものです。この対応を怠れば、大多数のコンピューターが故障してしまいます。そのため世界の各国は大金を投じて、問題解決に善処しています。
  3. 航空機や鉄道、エレベーター、病院の医療機器のコンピューター制御システムが誤差動により推測しますと、恐ろしい現象が生じると思います。1999年12月31日から2000年1月1日に移るとき、コンピューターで処理する全てのものに注意し、2000年バグに十分対処出来るよう、今から新しいコンピューターに置き換えるか、修正する必要があります。